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日常でよく使われいるテフロン加工フライパン。
実家の母親が使っているフライパンや、友人と宅飲みをした時に使ってるフライパンと言ったら、どちらもテフロン加工だったりしますね。
量販店にいっても、テフロン加工フライパンがズラーーーリと並んでいる。
テフロン加工フライパンといったら、まず見かけない事がないくらい色んなところで売られています。
そして、私が初めて選んだのもやはりテフロン加工フライパン。
焦げ付かないというイメージから、作るのも洗うのも楽なのだろうなと思っていましたから、なんの迷いもなくテフロン加工フライパン一択でした。
ただ、使い始めて数ヶ月頃になると「おや?」っとフライパンの異変に気づき始めます。
「テフロン加工が剥がれてる!?!?」
焦げ付かない、洗うのが楽と思って買ったはずなのに、テフロン加工が剥がれてる。
しかも、その剥がれたところに食材が焦げ付いて、剥がれる勢いは増すばかり。
「あれ?もしかして、テフロン加工食べちゃってる?」なんて、疑問も頭の片隅にありましたが、買い換えるタイミングを掴めず使い続けていました。
そんな便利だけども、寿命が思ったより短かったり、少し雑に扱ったらコーティングが剥がれてしまったり、思ったより扱うのが難しいことに気付きました。
今回は、そんなちょっと剥がれやすいテフロン加工フライパンの寿命を長くする秘密!!!に迫っていきたいと思います。
気になるところから見てね
テフロン加工フライパンの寿命を長くする秘密
全部で5つの寿命を長くする秘密を紹介していきます。
中には、もう知っていると思いこともあると思いますが、知っているものがあれば、知っているではなく出来ているかを確認するチェックリストとして読んでみて下さい。
寿命を長くする秘密①:温度調節
テフロン加工は高熱に弱い事を知っていますか?
私は、知らずに毎度よく熱してから料理を始めていましたね。
なぜなら「フライパンをよく熱してから」という言葉をよく聞くからです。
皆さんも一度は聞いたことがあるますよね。
しかし「え!?まさかこれ違うの!!!?」と思い、よくよく調べて見ると間違いという訳ではないみたいです。
ただし、これは鉄フライパンでの話のようです。
鉄フライパンは、よく熱する事で、食材をくっつかなくする事や、食材を入れた時にフライパンが冷めないようにする目的があるため「フライパンをよく熱してから」と言われるようになりました。
確かに、一昔前は鉄が主流だったわけで、テフロン加工はだいぶ経ってから出てきた新参者です。
「フライパンをよく熱してから」という格言も鉄製フライパンの頃にできた言葉だったみたいですね。
では、新しく加わったテフロン加工はどう扱えば良いのかというと、空焚きをし過ぎないことです。
これは、テフロン加工フライパンの注意書きにも書いてあります。
空焚きは、テフロン加工が剥がれる原因になるだけでなく、フッ素が有害な物質として人体に影響する可能性があるからです。
具体的に、予熱時間を数字で伝えると中火で1分以内です。
以下、参考資料を載せておきますが、そこにはカッセットコンロで5分で370℃に達しという結果が報告されています。
ガスコンロより、火力の弱いカセットコンロで5分で有害ガス発生目前まで達します。
ガスコンロの中火以上で使うのでしたら、予熱は1分以下を必ず守って下さい。
寿命を長くする秘密②:お手入れ方法
結論から申し上げますと、テフロン加工フライパンには、特別なお手入れは必要ありません。
スポンジに洗剤をつけて、フライパンを擦り汚れを洗い流す、それだけです。
ただ、注意を1つだけするとするならば、硬いものでフライパンを擦らない事です。
金たわしなんて使ったら、一発アウトです!!!(笑)
テフロン加工フライパンで唯一大切なのは、加工を剥がれないようにする事。
なので、テフロン加工が傷つくようなものでゴシゴシすると、寿命が一気に縮まってしまいます。
当たり前のようなことなので、あえて書く必要にない事だと思いますが。。。
侮ってはいけない、私はやってしまいました(笑)
料理を初心者の男性、中には女性であっても、フライパンの寿命などという考えは遥か彼方の人が必ずいます。(はい、私です。)
絶対、高い物でテフロン加工をゴシゴシしてはダメですよ。
私みたいに3本もダメにする人は中々いないと思いますが、簡単に回避できることなので、硬いものでゴシゴシしている人は、すぐに柔らかいスポンジに変えましょう!!!
寿命を長くする秘密③:相性の良い器具選び
フライパンとセットで使う物と言ったら、フライ返しですね!
菜ばしや稀にトングを使うこだわりを持った人もいますが、フライパンを使っていてフライ返しを使わない人はいないでしょう。
さて、普段何気なく使っているフライ返しですが、問題なのは素材が何でできているのかという点です。
もしかして、ステンレスを使っていない。。。ですよね???(また呼ばれた気がするw)
木製やシリコンを使っていれば良いのですが、ステンレスもテフロン加工を傷つけてしまいます。
今気がついたのであれば、早急に木製、シリコン素材の物に変えましょう。
そして、またもや私はやってしまってました。
全くとんでもなく、フライパンに優しくない男ですね。
実家に余ってたのがステンレスだったので、それをそのまま頂いて使用してました。
ちなみに、実家のフライパンは鉄製なので、ステンレスでも良いと知ったのは数本ダメにしてからです。
お手入れの仕方と同じく硬いものはテフロン加工を傷つけます。
なので、ステンレス製のフライ返しやその他器具をテフロン加工には、使用しないようにしましょう。
そして、やはりオススメはテフロン加工を傷つけない素材。
木製またはシリコンが良いですね。
ナイロンも柔らかいですが、耐熱温度が低いので溶けないように注意する必要があるためオススメからは外しました。
寿命を長くする秘密④:重ねておかない
フライパンって、取っ手があるし収納に場所を取る。
だから、重ねて片付ける人は少なからずいます。
重ねて片付けられるように、取っ手を外せるフライパンもあるくらいですからね。
でも、これは知らず知らずのうちにフライパンを傷づけてしまう可能性があります。
先ほどから何度も言っている通り、硬いものと加工部分が擦れてはいけません。
このフライパンを重ねる収納も、硬いフライパン同士の表面と裏面がぶつかり合うので、拍子で傷つけてしまうおそれがあります。
そのため、やはりフライパンの寿命を縮める結果になり兼ねません。
なので、収納道具などを活用して、できる限り重ねないで収納できる方法を模索しましょう。
寿命を長くする秘密⑤:使用後のひと手間
ひと手間というほどでもないかもしれませんが、食後のひと工夫でフライパンの寿命を伸ばす事ができます。
その方法とは、食後にフライパンのお手入れをする事です。
これは、なぜかというと温度差とテフロン加工の弱点の2つに原因があります。
温度差を例えるなら、熱したガラスを水入れるようなものだと思って下さい。
もし、熱したガラスを水に入れると、どうなるでしょうか?
。。。そうです、爆発します。
割れるのでなく、爆発です。
中学生の頃、理科実験の最中に友人が誤って、熱した試験管を水にいれてしまった瞬間を目撃しましたが、あれは爆発です。
物凄く危険なので、真似しないで下さい。
この試験管のように、フライパンも高熱で熱せられています。
なので、加熱直後に水で洗うとフライパンも大ダメージを受けてしまいます。
それを回避するために、食事を食べてフライパンが冷めた頃に片付けをする事をオススメします。
そして、もう一つの原因のテフロン加工の弱点ですが、それは酸や塩や油に弱いという点です。
もう少し詳しく説明すると、ピンホールという目には見えないほどの小さい穴に、酸や塩や油や様々なものが浸透し、ステンレスとコーティングの間に腐食を起こし、腐食したところからコーティングが剥がれてしまうのです。
もちろん、調理している最中は仕方ないのですが、良くあるのは冬場などに作りすぎた食材を次の日までフライパンで保存する事が、この腐食を起こしやすくしてしまいます。
なので、腐食を回避するためにも、食後に食器と一緒に片付けるのがベストだと思います。
まとめ
以上、テフロンフライパン寿命を長持ちのするための秘密!!!を書きましたが、特に分かってしまえば、実行しやすいことだと思います。
とにかく、テフロン加工フライパンには、気を抜くとコーティングが傷つきやすです。
なので、優しく扱う事を心がけてコーティングを守ってあげましょう。
- 高熱(空焚き)にしすぎない。
- やわらかい素材の器具を一緒に使う。
- 一つ一つ仕切って置く。
- 急に冷やさない。温度差注意!
- 食後に洗って片付ける。
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